2008年04月29日
分子モデルを作る (スクリプトの勉強中です)
セカンドライフで化学の勉強しましょう~。
● 炭素多面体フラーレン (fullerene)
分子式:C60

● ガスハイドレート (Gas Hydrate Cage Type_H)

前回の記事 「Blenderで描いたベジエ曲線座標をスクリプトで取り込む」 を読んでくださった、理科の先生から
「分子構造を作れたらおもしろいですね。」
とメールを頂いたので、スクリプトの勉強を兼ねて試してみました。
● リンデンスクリプトでPDBファイルを読み込む。(PDB:蛋白質構造データバンクProtein Data Bank)
PDBファイルの抜粋ですが、こんなフォーマットです。
(NH3:アンモニア)
HETATM 1 N -0.010 -0.005 -0.123
HETATM 2 H -0.512 0.840 -0.252
HETATM 3 H -0.516 -0.842 -0.281
HETATM 4 H 0.935 -0.002 -0.425
CONECT 1 2 3 4
CONECT 2 1
CONECT 3 1
CONECT 4 1
END
見てすぐわかるとおり、Uniq ID、原子名、空間座標、結合情報、からできてます。
これを、スクリプトで読み込んで、スフィアやシリンダをREZしただけです。
PerlやRuby等で、PDBをOBJ形式に変換すれば、BlenderやShadeで読み込むこともできます。
昔、学校で建築CADの授業があって、操作のほかに、いろいろ作画コマンドをC言語で作ったん
ですが、(壁と床が接しているかの干渉計算とか、ベクトルの計算とか)
そのころの知識が意外と役立ちそうな気がします。^^;
● Cyclodex (酵素の一種)

● 芳香族や炭素多面体などには、アクセサリにも使えそうな形がたくさんあります。^^

● 宇宙ステーションが作れそうです。

【使用上の注意】
1.できた分子構造に、物理属性を与えるのはやめましょう (特に斜面の土地などで。。。。) ^^;
2.作りすぎに注意しましょう。 (DNA核酸をREZしたいな~。。)
2008年04月20日
Blenderで描いたベジエ曲線座標をスクリプトで取り込む
やっぱり、スクリプトも勉強しないと。。。
前回作った、数学的リングの中心線です。
最初はBlenderのベジエカーブ(3次元)で作りますが、スカルプにする時にメッシュ形状に変換して
あります。

リンデンスクリプトで、メッシュ形状の座標をインワールドに取り込んでみました。


たとえば、ネックレスの形作りとか、ジェットコースターみたいな乗り物の経路設計
とかに、利用できそうな気がします。
スクリプトの勉強にもなるし、もうすこし、アイデアを練ってみよう~。
セカンドライフ版マセマティカ、なんて無謀か。。。^^;
ちなみに、別にベジエ曲線に限らずBlenderのメッシュ形状なら、なんでもいいので、
思いつくまま。。。


あまり調子にのってrezし過ぎると、SIMのオーナーに怒られてしまいます~。><
迷惑行為にならないように注意しよう。
それと、後片付けも。。。
ところで、リンデンスクリプトって正規表現使えないのかなぁ。。
blender (ブレンダー) v2.45 Blender Foundation