Blenderで金属スカルプテクスチャ~

ぱすてる

2008年03月02日 21:41


Blenderでスカルプ作りをしていると、形ばかりじゃなく、マテリアルやテクスチャにも試してみたいな~
と思うようになります。
PhotoshopとかGIMPを使わずに、ぜんぶBlenderでやってみたい、というわけです。
というわけで挑戦してみたのが、金属スカルプ作りです。

(1) まずは形づくり

たまたま、目の前にあったスプーンを見本にモデリングしてみました。
巨大スプ~ンです。まあまあいい感じ。 ^^







(2) 次は、金属調テクスチャづくり

Blenderには、乱数で発生させるプロシージャルテクスチャがいくつもあります。
プロシージャルテクスチャとは、フォトショップのフィルタにある、雲とかノイズみたいなもんです。
金属調の元になるテクスチャを2つ選んで重ねてみました。
選んでみたテクスチャは、DisortedNoiseとMagicです。




シェーディングするときに、タンジェントベクトルを指定すると。。。




こんな感じ~。 金属のテカリに見えるでしょうか。^^
ここでは、反射光は白色を指定してます。 色をつけることもできます。





(3) UVマッピング

金属テクスチャをスプーンに設定して、UVエディタ上にレンダリング(Bake)します。
右側の窓がUVエディタです。
「スプーンの開き」状に金属テクスチャがマッピングされてます~。^^
スプーンの表裏の境目がギザギザですけど、スプーンに貼り付けると、ほとんどわからないので
このままいきます。





(4) SLにアップロードして、スプーンに貼り付け。

UVエディタで画像をTGA形式で保存、、SL内にアップしてスプーンに貼り付けると、このとおり~。^^





スペキュラ(光沢)や、レイミラー(反射)を調整して、もう少しピカピカにしてみました。






(5) 仕事が終わってコーヒーブレイク

おつかれさまでした~。




この金属テクスチャの欠点は、見る角度を変えても輝きが動かないことです~^^;
(あたりまえですけど。。)

とはいえ、こんな高機能な3D統合ソフトがフリーソフトとは、ほんとうにありがたいことです。^^

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